万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2019-06-09から1日間の記事一覧

万葉歌碑を訪ねて(その103改)―等彌神社の「霊畤拝所」―万葉集 巻十 二三四六

●「うかねらふ」これも枕詞である。狩猟のとき、鳥獣の足跡をたどってねらうことやねらう人を「跡見(とみ)」ということから、同音の地名「跡見山」にかかるのである。 ●歌は、「うかねらふ跡見山雪のいちしろく恋ひば妹が名人知らむかも」である。 等彌神…