万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2019-06-30から1日間の記事一覧

山上憶良は、大宰府の地で上司である大伴旅人に、「天離(あまざか)る鄙(ひな)に五年(いつとせ)住まひつつみやこのてぶり忘らえにけり」(巻五 八八〇)ならびに「奈良の都に召上(めさ)げたまはね」(同八八二)と都に戻りたいと訴えたのは、現在のサラリーマン社会にも通じる心境である。(万葉歌碑を訪ねて―その124の2―)

●大宰府の地で都に戻りたいと上司である大伴旅人に「敢えて私懐を布(の)ぶる歌」として、「天離(あまざか)る鄙(ひな)に五年(いつとせ)住まひつつみやこのてぶり忘らえにけり」(巻五 八八〇)ならびに「奈良の都に召上(めさ)げたまはね」(同八八…