万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2020-05-29から1日間の記事一覧

万葉歌碑を訪ねて(その504)―奈良市法蓮佐保山 万葉の苑(6)―万葉集 巻三 三三二

●歌は、「すめろきの神の命の敷きいます国のことごと湯はしもさはにあれども島山の宜しき国とこごしかも伊予の高嶺の射狭庭の岡に立たして歌思ひ辞思ほししみ湯の上の木群を見れば臣の木も生ひ継ぎにけり鳴く鳥の声も変らず遠き代に神さびゆかむ幸しところ」…