万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2020-06-01から1日間の記事一覧

万葉歌碑を訪ねて(その507、508)―奈良市法蓮佐保山 万葉の苑(9)(10)―万葉集 巻三 三七九、巻三 四四六

―その507― ●歌は、「ひさかたの天の原より生れ来たる神の命奥山の賢木の枝に白香付け木綿取り付けて斎瓮を斎ひ掘り据ゑ竹玉を繁に貫き垂れ鹿じもの膝析き伏してたわや女の襲取り懸けかくだにも我れは祈ひなむ君に逢はじかも」である。 奈良市法蓮佐保山 …