万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2020-09-14から1日間の記事一覧

万葉歌碑を訪ねて(その736)―和歌山市和歌浦南 片男波公園・健康館入口壁面―万葉集 巻六 九一七、九一八,九一九

●歌は、「やすみしし我ご大君の常宮と仕へ奉れる雑賀野ゆそがひに見ゆる沖つ島清き渚に風吹けば白波騒き潮干れば玉藻刈りつつ神代よりしかぞ貴き玉津島山」(長歌)と 「沖つ島荒礒の玉藻潮干満ちい隠りゆかば思ほえむかも」 「若の浦に潮満ち来れば潟をなみ…