万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2020-10-10から1日間の記事一覧

万葉歌碑を訪ねて(その771,772)―吉野町宮滝 宮滝野外学校前、河川交流センター―万葉集 巻一 三六、三七

―その771― ●歌は、「やすみしし 我が大君の きこしめす 天の下に 国はしも さはにあれども 山川の 清き河内と 御心を 吉野の国の 花散らふ 秋津の野辺に 宮柱 太敷きませば ももしきの 大宮人は舟並めて 朝川渡る 舟競ひ 夕川渡る この川の 絶ゆることな…