万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2021-02-28から1日間の記事一覧

万葉歌碑を訪ねて(その934,935)―一宮市萩原町 萬葉公園(5、6)―万葉集 巻八 一四五九、巻二 二〇八

―その934― ●歌は、「世間も常にしあらねばやどにある桜の散れるころかも」である。 ●歌碑(プレート)は、一宮市萩原町 萬葉公園(5)にある。 ●歌をみていこう。 題詞は、「久米女郎報贈歌一首」<久米女郎(くめのいらつめ)が報(こた)へ贈る歌一首…