万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2021-10-05から1日間の記事一覧

万葉歌碑を訪ねて(その1186)―奈良県天理市萱生町―万葉集 巻七 一〇八八

●歌は、「あしひきの山川の瀬の鳴るなへに弓月が岳にい雲立ちわたる」である。 奈良県天理市萱生町万葉歌碑(柿本人麻呂歌集) ●歌碑は、奈良県天理市萱生町(かようちょう)にある。 ●歌をみていこう。 題詞は「雲を詠む」であり、一〇八八の左注に「右二首…