万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2022-01-16から1日間の記事一覧

万葉歌碑を訪ねて(その1329)―島根県益田市 県立万葉植物園(P40)―万葉集 巻三 三二二

●歌は、「すめろきの 神の命の 敷きいます 国のことごと 湯はしもさわにあれども 島山の宣しき国とこごしかも伊予の高嶺の射狭庭の岡に立たして 歌思ひ 辞思ほししみ湯の上の木群を見れば臣の木も生ひ継ぎにけり鳴く鳥の声も変らず遠き代に神さびゆかむ幸し…