ホテルの朝食はバイキングである。7時スタートである。早々と済ませ経が岬灯台を目指す。途中の伊根町までは昨日と同じルートである。
灯台は浜辺近くあるところが多くこれまでは比較的灯台近くまで車で行くことができた。
はじめは海岸べりの道路を走っていたが、次第に山道となり海からも離れる。そうこうしているうちに海は見えるが断崖の道路を走っている。ようやくパーキングに到着。
経が岬灯台0.4km、山頂展望所0.4kmの案内板が。その先には、薄暗い木々のトンネルの入り口のようなところがあり、階段になっている。
入口近くのトイレの横に、「地元の小学生が作りました・・・・・」の張り紙と30本ぐらいの竹製の杖が。
登り始めると確かにきつい。軽い山登りの様相である。たかが400m、されど400mである。
「経が岬灯台 海上保安庁 舞鶴海上保安部」の文字が見え、白亜の灯台が姿を現す。
どんよりした冬の日本海を見据える白亜の灯台。力強さを感じた。
経が岬灯台から玄武洞へ向かう途中、丹後松島でトイレ休憩。トイレの屋根に野生の猿が。親子連れもいる。穏やかな感じの猿たちで多少人馴れしているようである。
もちろん断崖に白波を浴びせる広大な海も目に焼き付けた。
白く波立つ海岸を後に玄武洞ミューアムに向かう。兵庫県豊岡市赤石にある。
まず腹ごしらえとミュージアムと併設されたミュージアムショップ内のレストランで昼食をとる。
ミュージアムでは、石をテーマにした地球の歴史を学べる。
テーマである、大地がくれた、4つの奇跡(化石、奇石、宝石、鉱物)を堪能。
●玄武洞
中国の四神獣(玄武、白虎、青龍、朱雀)にちなんだ洞窟を見て回る。朱雀は南朱雀と北朱雀があり5つの洞窟がある。
玄武岩の柱状節理が地球の壮大なアートをまざまざと見せつけている。
中でも青龍洞の柱状節理は美しく見入ってしまう。
再びレストランに戻り、コーヒーブレーク。丁度、円山川対岸のJR山陰本線玄武洞駅に向かう渡し船を眺めながら一息つく。
●道の駅 「京丹後 味夢の里」
京都縦貫自動車道を利用するときは必ず、道の駅 京丹後 味夢の里に立ち寄る。鯖寿司や野菜、お菓子などを買い込み帰路につく。
今年3月に開通した新名神のおかげで精華学研ICまで自動車道一本となった。
福井県と兵庫県には寄り道したが京都縦断ドライブは無事に終えることができた。