万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2019-03-30から1日間の記事一覧

万葉歌碑を訪ねて(その27改)―奈良市菩提寺山町の正暦寺の境内―万葉集 巻八 一五一二

●歌は、「經もなく緯も定めずをとめらが織れる黄葉に霜な降りそね」である。 正暦寺万葉歌碑(大津皇子) ●歌碑は奈良市菩提寺山町の正暦寺の境内にある。 ●歌をみていこう。 ◆経毛無 緯毛不定 未通女等之 織黄葉尓 霜莫零( (大津皇子 巻八 一五一二) ≪書…