万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

万葉歌碑を訪ねて(その197)―京都府城陽市寺田 正道官衙遺跡公園№2―

●歌は、「岩代の浜松が枝を引き結びま幸くあらばまた返り見む」である。 京都府城陽市 正道官衙遺跡公園万葉歌碑(有間皇子) ●歌碑は、京都府城陽市寺田 正道官衙遺跡公園にある。 ●歌をみていこう。 ◆磐白乃 濱松之枝乎 引結 真幸有者 亦還見武 (有間皇子…

万葉歌碑を訪ねて(その196)―京都府城陽市寺田 正道官衙遺跡公園 №1―

●歌は、「昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓木の花君のみ見めや戯奴さへに見よ」である。 正道官衙衙遺跡公園万葉歌碑(1:紀女郎) ●歌碑は、「京都府城陽市寺田 正道官衙遺跡公園」にある。 「史蹟 正道官衙遺跡」の碑 「城陽市の万葉歌碑」で検索してみると、「…

万葉歌碑を訪ねて(その195)―京都府城陽市久世 久世神社―

●歌は、「山背の久世の鷺坂神代より春は萌りつつ秋は散りけり」である。 城陽市久世神社万葉歌碑(作者未詳)「久世鷺坂舊跡」の碑も見える ●歌碑は、京都府城陽市久世 久世神社横にある。 鷺坂と万葉歌碑 久世神社境内 鳥居と社 久世神社社 ●歌をみていこう…

万葉歌碑を訪ねて(その194)―京都府久世郡久御山町荒見神社―

●歌は、「巨椋の入江響むなり射目人の伏見が田居に雁わたるらし」である。 久御山町 荒見神社 万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、京都府久世郡久御山町 荒見神社 にある。 久御山町 荒見神社名碑 荒見神社鳥居と手前に見えるのが万葉歌碑 久御山町 荒見神社境内…

万葉歌碑を訪ねて(その193)―京都府木津川市山城町 アスピアやましろ―

●歌は、「手束弓手に取り持ちて朝猟に君は立たしぬ棚倉の野に」である。 木津川市山城町 アスピアやましろ万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、京都府木津川市山城町 山城総合文化センター(アスピアやましろ) にある。 8月いっぱいは、熱中症対策ではないが、…

万葉歌碑を訪ねて(その192)―京都府京田辺市咋岡神社(飯岡)―

●歌は、「春草を馬咋山ゆ越え来なる雁の使は宿り過ぐなり」である。 京田辺市咋岡神社<飯岡>万葉歌碑(作者未詳) ●歌は、京田辺市 咋岡神社(くいおかじんじゃ)(飯岡:いのおか)にある。 井手町の歌碑2つを巡ったあと、京田辺市の咋岡神社に向かう。…

万葉歌碑を訪ねて(その191)―京都府綴喜郡井手町 井堤寺跡―

●歌は、「賄しつつ君が生ほせるなでしこが花のみ問はむ君ならなくに」である。 井堤寺跡万葉歌碑(橘 諸兄) ●歌碑は、京都府綴喜郡井手町 井堤寺跡にある。 井堤寺故址の碑 ●井堤寺(井出寺)については、井手町HP「観光・名所旧跡」に、「橘諸兄が建立し…

万葉歌碑を訪ねて(その190)―京都府綴喜郡井手町 六角井戸―

●歌は、「葎延ふ賤しきやども大君の座さむと知らば玉敷かましを」である。 京都府綴喜郡井手町 六角井戸 万葉歌碑(橘 諸兄) ●歌碑は、京都府綴喜郡井手町 六角井戸にある。 六角井戸については、京都府綴喜郡井手町HP「観光・名所旧跡」に次のように記さ…

万葉歌碑を訪ねて(その189)―奈良県生駒郡三郷町大和路線沿い―

●歌は、「神奈備の岩瀬の杜の喚子鳥いたくな鳴きそ 吾が恋まさる」である。 JR大和路線沿い(三郷駅近く)万葉歌碑(鏡王女) ●歌碑は、奈良県生駒郡三郷町 JR大和路線沿いにある。 三郷駅西交差点の高橋虫麻呂の歌碑の次は鏡王女の歌碑である。交差点から…

万葉歌碑を訪ねて(その188)

●歌は、「吾が行は七日は過ぎじ龍田彦ゆめこの花を風にな散らし」である。 JR三郷駅近くの万葉歌碑(高橋虫麻呂) ●歌碑は、奈良県生駒郡三郷町 JR三郷駅近くにある。 歌碑めぐりの龍田大社の次はJR三郷駅周辺である。駅近くのコインパーキングに車を…

万葉歌碑を訪ねて(その187)―奈良県生駒郡三郷町龍田大社―

●歌は、「島山をい往き廻る河副の丘邊の道ゆ昨日こそ吾が越え來しか一夜のみ宿たりしからに峰の上の櫻の花は瀧の瀬ゆ落ちて流る君が見むその日までには山下の風な吹きそと打越えて名に負へる社に風祭せな」である。 奈良県生駒郡三郷町龍田大社万葉歌碑(高…

万葉歌碑を訪ねて(その186)―京都府相楽郡精華町けいはんなプラザ前植込み―

●歌は、「筑波嶺の裾みの田居に秋田刈る妹がり遣らむ黄葉手折らな」である。 京都府相楽郡精華町けいはんなプラザ前植込み万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、京都府相楽郡精華町 けいはんなプラザ前植込みにある。 この歌碑も、字の判別が難しい。英語版の右下…

万葉歌碑を訪ねて(その185)―京都府相楽郡精華町けいはんなプラザ前植込み―

●歌は、「かはづ鳴く神なび川に影見えて今か咲くらむ山吹の花」である。 京都府相楽郡精華町けいはんなプラザ前植込み万葉歌碑(厚見王) ●歌碑は、京都府相楽郡精華町 けいはんなプラザ前植込み にある。 けいはんなプラザには、巨大な日時計がある。 けい…

万葉歌碑を訪ねて(その184)―京都府木津川市加茂町恭仁大橋北詰―

●歌は、「今造る久邇の都は山川のさやけさ見ればうべ知らすらし」である。 京都府木津川市加茂町恭仁大橋北詰万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、京都府木津川市加茂町 恭仁大橋北詰にある。 恭仁大橋と木津川 恭仁大橋 ●歌をみていこう。 ◆今造 久迩乃王都者 山…

万葉歌碑を訪ねて(その183)―京都府相楽郡和束町活道ヶ丘公園―

●歌は、「我が大君天知らさむと思はねばおほにぞ見ける和束杣山」である。 京都府相楽郡和束町活道ヶ丘公園碑と万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、京都府相楽郡和束町 活道ヶ丘公園 にある。 安積親王の墓は、この歌碑のある活道ヶ丘公園の北東200mほどのと…

万葉歌碑を訪ねて(その182)―京都府木津川市山城郷土資料館―

●歌は、「娘子らが続麻替懸くといふ鹿瀬の山時しゆければ都となりぬ」である。 山城郷土資料館万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、京都府木津川市山城町 山城郷土資料館 にある。 ●歌をみていこう。 ◆「女+感」嬬 等之 續麻繋云 鹿脊之山 時之往者 京師跡成宿 …

万葉歌碑を訪ねて(その181)―京都府木津川市山城町 山城郷土資料館―

●歌は、「狛山に鳴くほととぎす泉川渡りを遠みここに通はず」である。 京都府木津川市山城町 山城郷土資料館 万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、京都府木津川市山城町 山城郷土資料館駐車場 にある。 ひとまず、明日香の万葉歌碑めぐりは終了である。これからは…

万葉歌碑を訪ねて(その180)―飛鳥川玉藻橋畔―

●歌は、「明日香川瀬々に玉藻生ひたれどしがらみあれば靡きあらなくに」である。 飛鳥川玉藻橋畔万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、奈良県高市郡明日香村祝戸 玉藻橋畔 にある。 「犬養孝氏揮毫の万葉歌碑マップ(明日香村)」によると、石舞台古墳の南西方向飛…

万葉歌碑を訪ねて(その179)―明日香村万葉文化館前交差点近くの万葉歌碑―

●歌は、「大原のこのいち柴のいつしかと我が思ふ妹に今夜逢へるかも」である。 明日香村万葉文化館前交差点近くの万葉歌碑(志貴皇子) ●歌碑は、奈良県高市郡明日香村 万葉文化館前交差点近く にある。 「犬養孝氏揮毫の万葉歌碑マップ(明日香村)」による…

万葉歌碑を訪ねて(その178)―伝飛鳥板葺宮跡―

●歌は、「采女の袖吹き返す明日香風都を遠みいたづらに吹く」である。 伝飛鳥板葺宮跡万葉歌碑(志貴皇子) ●歌碑は、奈良県高市郡明日香村 伝飛鳥板葺宮跡にある。 ブログ拙稿「万葉歌碑を訪ねて(その175)」にも書いたが、この日(7月17日)の計画…

万葉歌碑を訪ねて(その177)―橘寺西入口前―

●歌は、「うつせみと思ひし時に取り持ちて我がふたり見し・・・」である。 明日香村 橘寺西入口 万葉歌碑(柿本人麻呂) ●歌碑は、奈良県高市郡明日香村 橘寺西入口前 である。 歌碑は、マップによると川原寺跡前の道路沿いのトイレの近くである。トイレ前に…

万葉歌碑を訪ねて(その176)―明日香村 飛鳥寺境内―

●歌は、長歌「みもろの神なび山に五百枝さし繁に生ひたる梅の木の・・・」と、 反歌「明日香川川淀さらず立つ霧の思ひ過ぐべき恋にあらなくに」である。 飛鳥寺境内万葉歌碑(山部赤人) ●歌碑は、奈良県高市郡明日香村 飛鳥寺境内にある。 飛鳥橋北側の万葉…

万葉歌碑を訪ねて(その175)―飛鳥橋北側緑地―

●歌は、「明日香川しがらみ渡し塞かませば流るる水ものどにかあらまし」である。 飛鳥橋北側緑地万葉歌碑(柿本人麻呂) ●歌碑は、奈良県高市郡明日香村 飛鳥橋北側緑地にある。 7月8日の3回目の明日香村めぐりで、「犬養孝揮毫万葉歌碑マップ(明日香村…

万葉歌碑を訪ねて(その174)―奈良県香芝市穴虫峠万葉歌碑―

●歌は、「大坂を我が越え来れば二上にもみち葉流るしぐれ降りつつ」である。 奈良県香芝市穴虫峠万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、奈良県香芝市穴虫 穴虫峠にある。 前日、グーグルアースで、コンビニの横に立っている歌碑を確認している。穴虫交差点近くの1…

万葉歌碑を訪ねて(その165)奈良県高市郡明日香村飛鳥橋北側緑地万葉歌碑

●歌は、「うつそみの人なる我や明日よりは二上山を弟と我が見む」である。 香芝市中央公民館万葉歌碑(大伯皇女) ●歌碑は、奈良県香芝市下田西 中央公民館前庭にある。 ●歌をみていこう。 ◆宇都曽見乃 人尓有吾哉 従明日者 二上山乎 弟世登吾将見 (大伯皇…

万葉歌碑を訪ねて(その172)奈良県香芝市中央公民館万葉歌碑

●歌は、 「あしひきの山のしづくに妹待つと我立ち濡れぬ山のしづくに」(大津皇子)と 「我を待つと君が濡れけむあしひきの山のしづくにならましものを 」(石川女郎) である。 香芝市中央公民館万葉歌碑(大津皇子) 香芝市中央公民館万葉歌碑(大伯皇女)…

万葉歌碑を訪ねて(その171)―奈良県香芝市総合体育館―

●歌は、「紫のにほへる妹を憎くあらば人妻故に我恋ひめやも」である。 奈良県香芝市総合体育館万葉歌碑(天武天皇) ●歌碑は、奈良県香芝市下田西 総合体育館 にある。 体育館駐車場横の空き地のようなところに、額田王と天武天皇の歌碑が少し離れて建てられ…

万葉歌碑を訪ねて(その170)―奈良県香芝市下田西 総合体育館万葉歌碑―

●歌は、「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」である。 奈良県香芝市総合体育館万葉歌碑(額田王) ●歌碑は、奈良県香芝市下田西 総合体育館 にある。 香芝市の万葉歌碑めぐりのスタートの志都美神社の次は、総合体育館である。行ってみると…

万葉歌碑を訪ねて(その169)―奈良県香芝市今泉 志都美神社万葉歌碑―

●歌は、「片岡のこの向つ峰に椎蒔かば今年の夏の陰に並みむか」である。 志都美神社鳥居と万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、奈良県香芝市今泉 志都美神社(しづみじんじゃ)にある。 志都美神社銘碑 鳥居と拝殿 明日香村の犬養孝氏揮毫の万葉歌碑15か所はす…

万葉歌碑を訪ねて(その168)―奈良県高市郡明日香村雷橋上流右岸飛鳥川沿い万葉歌碑―

●歌は、「わが野外に蒔きし瞿麦いつしかも花に咲きなむ比へつつ見む」である。 明日香村雷橋上流明日香川沿い万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、奈良県高市郡明日香村 雷橋上流100mほどの右岸、飛鳥川沿いにある。 犬養孝氏揮毫の万葉歌碑をすべて巡ったそ…