万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

万葉歌碑を訪ねて(その891)―太宰府市吉松 太宰府歴史スポーツ公園(2)―万葉集 巻五 八三九 

●歌は、「春の野に霧立ちわたる降る雪と人の見るまで梅の花散る」である。 太宰府歴史スポーツ公園(2)万葉歌碑(田氏真上) ●歌碑は、太宰府市吉松 太宰府歴史スポーツ公園(2)にある。 ●歌をみていこう。 ◆波流能努尓 紀理多知和多利 布流由岐得 比得…

万葉歌碑を訪ねて(その890)―太宰府市吉松 太宰府歴史スポーツ公園(1)―万葉集 巻五 八二三

●歌は、「梅の花散らくはいづくしかすがにこの城の山に雪は降りつつ」である。 太宰府歴史スポーツ公園(1) ●歌碑は、太宰府市吉松 太宰府歴史スポーツ公園(1)にある。 ●歌をみていこう。 ◆烏梅能波奈 知良久波伊豆久 志可須我尓 許能紀能夜麻尓 由企波…

万葉歌碑を訪ねて(その888-3、889)―北九州市八幡西区岡田町 岡田宮(3)、遠賀郡芦屋町 魚見公園―万葉集 巻七 一二三一

―その888-3- ●歌は、「天霧らひひかた吹くらし水茎の岡の港に波立わたる」である。 岡田宮(3 左端)万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、北九州市八幡西区岡田町 岡田宮(3)にある。 ●歌をみていこう。 この歌については、ブログ拙稿「万葉歌碑を訪ねて…

万葉歌碑を訪ねて(その887、その888-1、その888-2)―北九州市戸畑区 夜宮公園、八幡西区 岡田宮(1、2)―万葉集 巻十二 三一六五、巻三 三〇四

―その887― ●歌は、「ほととぎす飛幡の浦にしく波のしばしば君を見むよしもがも」である。 夜宮(よみや)公園万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、北九州市戸畑区 夜宮(よみや)公園にある。 ●歌をみていこう。 この歌は、ブログ拙稿「万葉歌碑を訪ねて(その…

万葉歌碑を訪ねて(その884,885,886)―北九州市小倉北区 勝山公園万葉の庭(4,5,6)―万葉集 巻十二 三二二〇、三二一九、巻十六 三八七六 

―その884― ●歌は、「豊国の企救の高浜高々に君待つ夜らはさ夜更けにけり」である。 北九州市小倉北区 勝山公園万葉の庭(4)万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、北九州市小倉北区 勝山公園万葉の庭(4)にある。 ●歌をみてみよう。 この歌については、ブロ…

万葉歌碑を訪ねて(その883)―北九州市小倉北区 勝山公園万葉の庭(3)―万葉集 巻七 一三九三 

●歌は、「豊国の企救の浜辺の真砂地真直にしあらば何か嘆かむ」である。 勝山公園万葉の庭(3)万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、北九州市小倉北区 勝山公園万葉の庭(3)にある。 ●歌をみていこう。 ◆豊國之 聞之濱邊之 愛子地 真直之有者 何如将嘆 (作者…

万葉歌碑を訪ねて(その882)―北九州市小倉北区 勝山公園万葉の庭(2)―万葉集 巻十二 三一三〇

●歌は、「豊国の企救の浜松ねもころに何しか妹に相言ひそめけむ」である。 勝山公園万葉の庭(2)万葉歌碑(柿本朝臣人麻呂歌集) ●歌碑は、北九州市小倉北区 勝山公園万葉の庭(2)にある。 ●歌をみていこう。 ◆豊洲 聞濱松 心哀 何妹 相云始 (柿本人麻…

万葉歌碑を訪ねて(その881)―北九州市小倉北区 勝山公園万葉の庭(1)―万葉集 巻十二 三一六五

●歌は、「ほととぎす飛幡の浦にしく波のしくしく君を見むよしもがも」である。 勝山公園万葉の庭(1)万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、北九州市小倉北区 勝山公園万葉の庭(1)にある。 ●歌をみていこう。 ◆霍公鳥 飛幡之浦尓 敷浪乃 屡君乎 将見因毛鴨 (…

万葉歌碑を訪ねて(その879、880)―北九州市小倉北区 貴布祢神社―万葉集 巻十二 三二一九、三二二〇

―その879― ●歌は、「豊国の企救の長浜行き暮らし日の暮れゆけば妹をしぞ思ふ」である。 貴布祢神社万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、北九州市小倉北区 貴布祢神社にある。 ●歌をみていこう。 ◆豊國乃 聞之長濱 去晩 日之昏去者 妹食序念 (作者未詳 巻十二 …

万葉歌碑を訪ねて(その878)―豊前国府跡公園万葉歌の森(10)―万葉集 巻九 一七六七 

●歌は、「豊国の香春は我家紐児にいつがり居れば香春我家」である。 豊前国府跡公園万葉歌の森(10)万葉歌碑(抜気大首) ●歌碑は、豊前国府跡公園万葉歌の森(10)にある。 ●歌をみていこう。 この歌は、ブログ拙稿「万葉歌碑を訪ねて(その872)で…

万葉歌碑を訪ねて(その875,876,877)―豊前国府跡公園万葉歌の森(7)(8)(9)―万葉集 巻一 二〇、巻六 一〇〇九、巻八 一五三八

―その875- ●歌は、「あかねさす紫野行き標野行き野守は見ずや君が袖振る」である。 豊前国府跡公園万葉歌の森(7)万葉歌碑(額田王) ●歌碑は、豊前国府跡公園万葉歌の森(7)にある。 ●歌をみていこう。 この歌については、ブログ拙稿「万葉歌碑を訪…

万葉歌碑を訪ねて(その874)―豊前国府跡公園万葉歌の森(6)―万葉集 巻十六 三八七六

●歌は、「豊国の企救の池なる菱の末を摘むとや妹がみ袖濡れけむ」である。 豊前国府跡公園万葉歌の森(6)万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、豊前国府跡公園万葉歌の森(6)にある。 ●歌をみていこう。 ◆豊國 企玖乃池奈流 菱之宇礼乎 採跡也妹之 御袖所沾計…

万葉歌碑を訪ねて(その873)―豊前国府跡公園万葉歌の森(5)―万葉集 巻六 九五九 

●歌は、「行き帰り常に我が見し香椎潟明日ゆ後には見むよしもなし」である。 豊前国府跡公園万葉歌の森(5)万葉歌碑(宇努首男人) ●歌碑は、豊前国府跡公園万葉歌の森(5)にある。 ●歌をみていこう。 題詞は、「豊前守宇努首男人歌一首」<豊前守(とよ…

万葉歌碑を訪ねて(その872)―豊前国府跡公園万葉歌の森(4)―万葉集 巻 三 三一一

●歌は、「梓弓引き豊国の鏡山見ず久ならば恋しけむかも」である。 豊前国府跡公園万葉歌の森(4)万葉歌碑(くらつくり村主益人) ●歌碑は、豊前国府跡公園万葉歌の森(4)にある。 ●歌をみていこう。 題詞は、「▼作村主益人従豊前國上京時作歌一首」<▼作…

万葉歌碑を訪ねて(その870,871)―豊前国府跡公園万葉歌の森(2,3)―万葉集 巻三 三二八、巻十 二三一五

―その870― ●歌は、「あをによし奈良の都は咲く花のにほうがごとく今盛りなり」である。 豊前国府跡公園万葉歌の森(2)万葉歌碑(小野老) ●歌碑は、豊前国府跡公園万葉歌の森(2)にある。 ●歌をみてみよう。 ◆青丹吉 寧樂乃京師者 咲花乃 薫如 今盛有…

万葉歌碑を訪ねて(その869)―京都(みやこ)郡みやこ町 豊前国府跡公園万葉歌の森―万葉集 巻六 一〇四三

あけましておめでとうございます コロナ禍での年明けを迎えました。 コロナの終息を祈りつつ。 本年もよろしくお願いいたします 昨年11月15日から18日まで4泊5日で大宰府をメインに万葉歌碑めぐりを行った。 本年は、そのシリーズの歌碑めぐりブログ…

万葉歌碑を訪ねて(その866,867,868)―射水市港町 奈呉の浦大橋、高岡市太田 つまま公園、道の駅 雨晴―万葉集 巻十九 四一五〇、巻十九 四一五九、巻十七 三九五四

―その866― ●歌は、「朝床に聞けば遥けし射水川朝漕ぎしつつ唱ふ舟人」である。 射水市港町 奈呉の浦大橋(4)万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑(プレート)は、射水市港町 奈呉の浦大橋(4)にある。 ●歌をみていこう。 この歌は、ブログ拙稿「万葉歌碑を訪…

万葉歌碑を訪ねて(その863,864,865)―射水市港町 奈呉の浦大橋欄干―万葉集 巻十七 三九八七、巻十七 四〇〇一、巻十七 四〇一七

―その863― ●歌は、「玉櫛笥二上山に鳴く鳥の声の恋しき時は来にけり」である。 奈呉の浦大橋欄干(1)万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑(プレート)は、射水市港町 奈呉の浦大橋欄干(1)にある。 ●歌をみていこう。 この歌は、「二上山の賦」の短歌の一首で…

万葉歌碑を訪ねて(その860,861,862)―射水市桜町 高周波文化ホール(新湊中央文化会館)前大石川沿い、射水市八幡町 放生津八幡宮、射水市立町 大楽寺―万葉集 巻十七 四〇一八、巻十七 四〇一七

―その860― ●歌は、「港風寒く吹くらし奈呉の江に妻呼び交し鶴多に鳴く」である。 高周波文化ホール(新湊中央文化会館)前大石川沿い万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、射水市桜町 高周波文化ホール(新湊中央文化会館)前大石川沿いにある。 ●歌をみていこ…

万葉歌碑を訪ねて(その858,859)―高岡市下関町 JR高岡駅前広場、高岡市和田上北島 荊波神社―万葉集 巻十九 四一四三、巻十八 四一三八

―その858- ●歌は、「もののふの八十娘子らが汲み乱ふ寺井の上の堅香子の花」である。 JR高岡駅前広場万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、高岡市下関町 JR高岡駅前広場にある。 家持と乙女二人のブロンズ像 ●歌をみていこう。 この歌は、ブログ拙稿「万葉…

万葉歌碑を訪ねて(その857)―高岡市野村 いわせ野郵便局―万葉集 巻十九 四二四九

●歌は、「石瀬野の秋萩しのぎ馬並めて初鳥猟だにせずや別れむ」である。 高岡市野村 いわせ野郵便局万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、高岡市野村 いわせ野郵便局にある。 ●歌をみてみよう。 ◆伊波世野尓 秋芽子之努藝 馬並 始鷹獏太尓 不為哉将別 (大伴家持 …

万葉歌碑を訪ねて(その856)―旧二上まなび交流館―万葉集 巻十九 四一九二、四一九三

●歌は、「桃の花紅色ににほひたる面輪のうちに青柳の細き眉根を笑み曲がり・・・」と「ほととぎす鳴く羽触れにも散りにけり盛り過ぐらし藤波の花」である。 旧二上まなび交流館万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、高岡市二上鳥越 旧二上まなび交流館にある。 ●歌…

万葉歌碑を訪ねて(その855)―高岡市二上鳥越 旧二上まなび交流館(6)―万葉集 巻十八 四〇九一

●歌は、「卯の花のともにし鳴けばほととぎすいやめづらしも名告り鳴くなへ」である。 旧二上まなび交流館(6)万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、高岡市二上鳥越 旧二上まなび交流館(6)にある。 ●歌をみていこう。 ◆宇能花能 登聞尓之奈氣婆 保等登藝須 伊…

万葉歌碑を訪ねて(その854)―高岡市二上鳥越 旧二上まなび交流館(5)―万葉集 巻十七 三九七〇 

●歌は、「あしひきの山桜花一目だに君とし見てば我れ恋ひめやも」である。 旧二上まなび交流館(5)万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、高岡市二上鳥越 旧二上まなび交流館(5)にある。 ●歌をみていこう。 ◆安之比奇能 夜麻佐久良婆奈 比等目太尓 伎美等之見…

万葉歌碑を訪ねて(その850,851,852,853)―高岡市二上鳥越 旧二上まなび交流館(1)~(4)―万葉集 巻四 七七三、巻十九 四一五九、巻二 一六六、巻十九 四一四三

―その850― ●歌は、「言とはぬ木すらあぢさゐ諸弟らが練りにむらとにあざむかえけり」である。 旧二上まなび交流館(1)万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、高岡市二上鳥越 旧二上まなび交流館(1)にある。 ●歌をみていこう。 この歌については、ブログ拙稿…

万葉歌碑を訪ねて(その848,849)― 高岡市城光寺 旧二上山郷土資料館、高岡市二上山山頂 家持像台座―万葉集 巻十七 三九八七

●歌は、どちらも「玉櫛笥二上山に鳴く鳥の声の恋しき時は来にけり」である。 旧二上山郷土資料館万葉歌碑(大伴家持) 二上山山頂大伴家持像台座万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は「その848」が、高岡市城光寺 旧二上山郷土資料館にある。そして「その849…

万葉歌碑を訪ねて(その847)―高岡市伏木一宮 大伴神社―万葉集 巻十七 三九五四

●歌は、「馬並めていざ打ち行かな渋谿の清き磯廻に寄する波見に」である。 大伴神社万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、高岡市伏木一宮 大伴神社にある。 ●歌をみていこう。 ◆馬並氐 伊射宇知由可奈 思夫多尓能 伎欲吉伊蘇未尓 与須流奈弥見尓 (大伴家持 巻十七…

万葉歌碑を訪ねて(その845、846)―高岡市伏木 伏木中学校正門横、高岡市伏木古府 「伏木国府」交差点、―万葉集 巻十九 四一四八、巻十九 四二五〇

―その845- ●歌は、「杉の野にさ躍る雉いちしろく音にしも泣かむ隠り妻かも」である。 伏木中学校正門横万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、高岡市伏木 伏木中学校正門横にある ●歌をみていこう。 題詞は、「聞暁鳴▼歌二首」<暁(あかとき)に鳴く雉(きざし…

万葉歌碑を訪ねて(その844)―高岡市伏木古府 「氣多神社口」交差点―万葉集 巻十七 三九四三

●歌は、「秋の田の穂向き見がてり我が背子がふさ手折い来るをみなへしかも」である。 「氣多神社口」交差点万葉歌碑(大伴家持) ●歌碑は、高岡市伏木古府 交差点にある。 ●歌をみていこう。 三九四三から三九五五歌の歌群の題詞は、「八月七日夜集于守大伴…

万葉歌碑を訪ねて(その843)―高岡市伏木古府 「伏木一宮」バス停奥―万葉集 巻十八 四〇三二

●歌は、「奈呉の海に舟しまし貸せ沖に出でて波立ち来やと見て帰り来む」である。 高岡市伏木古府 「伏木一宮」バス停奥万葉歌碑(田辺福麻呂) ●歌碑は、高岡市伏木古府 「伏木一宮」バス停奥にある。 ●歌をみていこう。 四〇三二から四〇三五歌の歌群の題詞…