万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

万葉歌碑を訪ねて(その1210)―加古川市稲美町 中央公園万葉の森(8)―万葉集 巻十六 三八四二

●歌は、「童ども草はな刈りそ八穂蓼を穂積の朝臣が腋草を刈れ」である。 加古川市稲美町 中央公園万葉の森(8)万葉陶板歌碑(平群朝臣) ●万葉陶板歌碑は、加古川市稲美町 中央公園万葉の森(8)にある。 ●歌をみていこう。 ◆小兒等 草者勿苅 八穂蓼乎 穂…

万葉歌碑を訪ねて(その1208,1209)―加古川市稲美町 中央公園万葉の森(6)―万葉集 巻二十 四五一二、巻二 一六六

―その1208― ●歌は、「池水に影さへ見えて咲きにほふ馬酔木の花を扱入れな」である。 加古川市稲美町 中央公園万葉の森(6)万葉陶板歌碑(大伴家持) ●万葉陶板歌碑は、加古川市稲美町 中央公園万葉の森(6)にある、 ●歌をみていこう。 ◆伊氣美豆尓 …

万葉歌碑を訪ねて(その1207)―加古川市稲美町 中央公園万葉の森(5)―万葉集 巻七 一三五一

●歌は、「月草に衣は摺らむ朝露に濡れての後はうつろひぬとも」である。 加古川市稲美町 中央公園万葉の森(5)万葉陶板歌碑(作者未詳) ●万葉陶板歌碑は、加古川市稲美町 中央公園万葉の森(5)にある。 ●歌をみていこう。 ◆月草尓 衣者将揩 朝露尓 所沾…

万葉歌碑を訪ねて(その1205、1206)―加古川市稲美町 中央公園万葉の森(3、4)―万葉集 巻三 四四七、四四六

―その1205― ●歌は、「鞆の浦の磯のむろの木見むごとに相見し妹は忘れえめや」である。 加古川市稲美町 中央公園万葉の森(3)万葉歌碑<プレート>(大伴旅人) ●歌碑(プレート)は、加古川市稲美町 中央公園万葉の森(3)にある。 ●歌をみていこう。…

万葉歌碑を訪ねて(その1204)―加古川市稲美町 中央公園万葉の森(2)―万葉集 巻九 一七七七

●歌は、「君なくはなぞ身装はむ櫛笥なる黄楊の小櫛も取らむとも思はず」である。 加古川市稲美町 中央公園万葉の森(2)万葉歌碑<プレート>(播磨娘子) ●歌碑(プレート)は、加古川市稲美町 中央公園万葉の森(2)にある。 ●歌をみていこう。 ◆君無者 …

万葉歌碑を訪ねて(その1203)―加古川市稲美町 中央公園万葉の森(1)―万葉集 巻七 一三六五

●歌は、「我妹子がやどの秋萩花よりは実になりてこそ恋ひまさりけれ」である。 加古川市稲美町 中央公園万葉の森(1)万葉歌碑<プレート>(作者未詳) ●歌碑(プレート)は、加古川市稲美町 中央公園万葉の森(1)にある。 ●歌をみていこう。 ◆吾妹子之 …

万葉歌碑を訪ねて(その1202)―大阪府泉南郡岬町 深日漁港北―万葉集 巻十二 三二〇一

●歌は、「時つ風吹飯の浜に出で居つ贖ふ命は妹がためこそ」である。 大阪府泉南郡岬町 深日漁港北万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、大阪府泉南郡岬町 深日漁港北にある。 ●歌をみていこう。 ◆時風 吹飯乃濱尓 出居乍 贖命者 妹之為社 (作者未詳 巻十二 三二〇…

万葉歌碑を訪ねて(その1201)ー和歌山市加太 城ケ崎海岸―万葉集 巻七 一一九九

●歌は、「藻刈り舟沖漕ぐ来らし妹が島形見の浦に鶴翔る見ゆ」である。 和歌山市加太 城ケ崎海岸万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、和歌山市加太 城ケ崎海岸にある。 ●歌をみていこう。 ◆藻苅舟 奥榜来良之 妹之嶋 形見之浦尓 鶴翔所見 (巻七 一一九九) ≪書き…

万葉歌碑を訪ねて(その1200)―和歌山市加太 田倉崎燈台下―万葉集 巻十一 二七九五

●歌は、「紀伊の国の飽等の浜の忘れ貝我れは忘れじ年は経ぬとも」である。 和歌山市加太 田倉崎燈台下万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、和歌山市加太 田倉崎燈台下にある。 ●歌をみていこう。 ◆木國之 飽等濱之 忘貝 我者不忘 年者経管 (作者未詳 巻十一 二七…

万葉歌碑を訪ねて(その1199)―和歌山市雑賀崎番所鼻 番所庭園―万葉集 巻七 一一九四

●歌は、「紀伊の国の雑賀の浦に出で見れば海人の燈火波の間ゆ見ゆ」である。 和歌山市雑賀崎番所鼻 番所庭園万葉歌碑(藤原卿) ●歌碑は、和歌山市雑賀崎番所鼻 番所庭園にある。 ●歌をみていこう。 ◆木國之 狭日鹿乃浦尓 出見者 海人之燎火 浪間従所見 (藤…

万葉歌碑を訪ねて(その1198)―海南市下津町方 粟嶋神社―万葉集 巻七 一二一六

●歌は、「潮満たばいかにせむとか海神の神が手渡る海人娘子ども」である。 海南市下津町方 粟嶋神社万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、海南市下津町方 粟嶋神社にある。 ●歌をみていこう。 ◆塩満者 如何将為跡香 方便海之 神我手渡 海部未通女等 (作者未詳 巻…

万葉歌碑を訪ねて(その1197)―御坊市名田町 三尾海岸―万葉集 巻七 一二二八

●歌は、「風早の三穂の浦みを漕ぐ舟の舟人騒く波立つらしも」である。 御坊市名田町 三尾海岸万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、御坊市名田町 三尾海岸にある。 ●歌をみていこう。 ◆風早之 三穂乃浦廻乎 榜舟之 船人動 浪立良下 (作者未詳 巻七 一二二八) ≪書…

万葉歌碑を訪ねて(その1195,1196)―日高郡印南燈印南原 おたき瀧法寺、御坊市名田町はし長水産直売所ー万葉集 巻三 四一二、巻一 一二

―その1195― ●歌は、「いなだきにきすめる玉は二つなしかにもかくにも君がまにまに」である。 日高郡印南燈印南原 おたき瀧法寺万葉歌碑(市原王) ●歌碑は、日高郡印南燈印南原 おたき瀧法寺にある。 ●歌をみていこう。 題詞は、「市原王歌一首」<市原…

万葉歌碑を訪ねて(その1192、1193、1194、番外岩代)―国民宿舎「紀州路みなべ」、みなべ町西岩代 光照寺、有間皇子結松記念碑―万葉集 巻九 一六六九、巻二 一四一、巻一 一〇、

―その1192― ●歌は、「南部の浦潮な満ちそね鹿島にある釣りする海人を見て帰り来む」である。 みなべ町国民宿舎「紀州路みなべ」駐車場脇万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、みなべ町国民宿舎「紀州路みなべ」駐車場脇にある。 ●歌をみていこう。 ◆三名部乃浦…

万葉歌碑を訪ねて(その1191)―田辺市秋津町 宝滿禅寺―万葉集 巻七 一三六八

●歌は、「岩倉の小野ゆ秋津に立ちわたる雲にしもあれや時をし待たむ」である。 田辺市秋津町 宝滿禅寺万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、田辺市秋津町 宝滿禅寺にある。 ●歌をみていこう。 題詞は、「寄雲」<雲に寄す>である。 ◆石倉之 小野従秋津尓 發渡 雲…

万葉歌碑を訪ねて(その1190)―和歌山県白浜町 綱不知桟橋前―万葉集 巻九 一六七三

●歌は、「風莫の浜の白波いたづらにここに寄せ来る見る人なしに」である。 和歌山県白浜町 綱不知桟橋前万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、和歌山県白浜町 綱不知桟橋前にある。 ●歌をみていこう。 一六六七から一六七四歌の歌群の題詞は、「大寳元年辛丑冬十月…

万葉歌碑を訪ねて(その1189)―和歌山県白浜町 バス停「瀬戸の浦」傍―万葉集 巻十二 三一六四

●歌は、「室の浦の瀬戸の崎なる鳴島の磯越す波に濡れにけるかも」である。 和歌山県白浜町 バス停「瀬戸の浦」傍万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、和歌山県白浜町 バス停「瀬戸の浦」傍にある。 ●歌をみていこう。 ◆室之浦之 瑞門之埼有 鳴嶋之 磯越浪尓 所沾…

万葉歌碑を訪ねて(その1188、白浜番外)―白浜町フィッシャーマンズワーフ真白良媛像、有間皇子之碑―万葉集 巻一 一四一

―その1188― ●歌は、「岩代の浜松が枝を引き結びま幸くあらばまた返り見む」である。 真白良媛の像真台座歌碑プレート(有間皇子) ●歌碑(プレート)は、フィッシャーマンズワーフに立つ真白良媛像の台座にある。 ●歌をみていこう。 ◆磐白乃 濱松之枝乎 …

万葉歌碑を訪ねて(その1187)―和歌山県白浜町 平草原公園―万葉集 巻四 四九六~四九九

●歌は、 「み熊野の浦の浜木綿百重なす心は思へど直に逢はぬかも(巻四 四九六)、 「いにしへにありけむ人も我がごとか恋ひつつ寐寝か(巻四 四九七)、 「今のみのわざにはあらずいにしへの人ぞまさりて音にさへ泣きし(巻四 四九八)、 「百重にも来及か…

万葉歌碑を訪ねて(その1186)―奈良県天理市萱生町―万葉集 巻七 一〇八八

●歌は、「あしひきの山川の瀬の鳴るなへに弓月が岳にい雲立ちわたる」である。 奈良県天理市萱生町万葉歌碑(柿本人麻呂歌集) ●歌碑は、奈良県天理市萱生町(かようちょう)にある。 ●歌をみていこう。 題詞は「雲を詠む」であり、一〇八八の左注に「右二首…

万葉歌碑を訪ねて(その1185)―奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(145)―万葉集 巻二十 四一〇六

●歌は、「・・・世の人の立てる言立てちさの花咲ける盛りにはしきよしその妻と子と・・・」である。 奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(145)万葉歌碑<プレート>(大伴家持) ●歌碑(プレート)は、奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(14…

万葉歌碑を訪ねて(その1184)―奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(144)―万葉集 巻十二 三一〇一、三一〇二

●歌は、「紫は灰さすものぞ海石榴市の八十の衢に逢へる児や誰(三一〇一歌)」と 「たらちねの母が呼ぶ名を申さめど道行く人を誰れと知りてか(三一〇二歌)」である。 奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(144)万葉歌碑(作者未詳) ●歌碑は、奈良…

万葉歌碑を訪ねて(その1183)―奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(143)―万葉集 巻二 九十歌左注

●巻二 九十歌の左注は、「・・・三十年の秋の九月乙卯の朔の乙丑に、皇后紀伊国に遊行まして熊野の岬に到りてその処の御綱葉を取りて還る・・・」である。 奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(143)万葉歌碑<プレート>(巻二 九十歌左注) ●歌碑(…

万葉歌碑を訪ねて(その1182)―奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(142)―万葉集 巻十四 三四四四

●歌は、「伎波都久の岡の茎韮我れ摘めど籠にも満たなふ背なと摘まさね」 奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(142)万葉歌碑<プレート>(作者未詳) ●歌碑(プレート)は、奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(142)にある。 ●歌をみていこ…

万葉歌碑を訪ねて(その1181)―奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(141)―万葉集 巻十 一九七四

●歌は、「春日野の藤は散りにて何をかもみ狩の人の折りてかざらむ」である。 奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(141)万葉歌碑<プレーと>(作者未詳) ●歌碑(プレート)は、奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(141)にある。 ●歌をみて…

万葉歌碑を訪ねて(その1180)―奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(140)―万葉集 巻四 五二四

●歌は、「むし衾なごやが下に伏せれども妹とし寝ねば肌し寒しも」である。 奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(140)万葉歌碑<プレート>(藤原麻呂) ●歌碑(プレート)は、奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(140)にある。 ●歌をみてい…

万葉歌碑を訪ねて(1179)―奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(139)―万葉集 巻九〇二

●歌は、「水沫なす微き命も拷縛の千尋にもがとねがひくらしつ」である。 奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(139)万葉歌碑<プレート>(山上憶良) ●歌碑(プレート)は、奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(139)にある。 ●歌をみていこ…

万葉歌碑を訪ねて(その1178)―奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(138)―万葉集 巻十 二一一五

●歌は、「手に取れば袖さへにほふをみなえしこの白露に散らまく惜しも」 奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(138)万葉歌碑<プレート>(作者未詳) ●歌碑(プレート)は、奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(138)にある。 ●歌をみてみよ…

万葉歌碑を訪ねて(その1177)―奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(137)―万葉集 巻二 一五八

●歌は、「山吹の立ちよそひたる山清水汲みに行かめど道の知らなくに」である。 奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(137)万葉歌碑<プレート>(高市皇子) ●歌碑(プレート)は、奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(137)にある。 ●歌をみ…

万葉歌碑を訪ねて(その1176)―奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(136)―万葉集 巻十二 三〇九六

●歌は、「馬棚越しに麦食む駒の罵らゆれどなほし恋しく思ひかねつも」である。 奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(136)万葉歌碑<プレート>(作者未詳) ●歌碑(プレート)は、奈良市春日野町 春日大社神苑萬葉植物園(136)にある。 ●歌をみ…