万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2021-05-19から1日間の記事一覧

万葉歌碑を訪ねて(その1033)―大阪府柏原市上市 大和川治水記念公園―万葉集 巻九 一七四二

●歌は、長歌「しなでる 片足羽川の さ丹塗りの 大橋の上ゆ 紅の 赤裳裾引き 山藍もち 摺れる衣着て ただひとり い渡らす子は 若草の 夫かあるらむ 橿の実の ひとりか寝らむ 問はまくの 欲しき我妹が 家の知らなく」と、短歌「大橋の頭に家あらばま悲しくひと…