万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2022-07-16から1日間の記事一覧

万葉歌碑を訪ねて(その1618)―広島県呉市倉橋町宮浦 桂浜(萬葉集史蹟長門之島碑)―万葉集 巻十五 三六一七~三六二四

●歌は、 「石走る滝もとどろに鳴く蝉の声をし聞けば都し思ほゆ(三六一七歌)」 「山川の清き川瀬に遊べども奈良の都は忘れかねつも(三六一八歌)」 「礒の間ゆたぎつ山川絶えずあらばまたも相見む秋かたまけて(三六一九歌)」 「恋繁み慰めかねてひぐらし…