万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2024-06-21から1日間の記事一覧

万葉集の世界に飛び込もう(その2589の6)―書籍掲載歌を中軸に―

●歌は、「白雲の竜田の山の滝の上のおぐらの嶺に咲きををる桜の花は山高み風しやまねば春雨の継ぎてし降ればほつ枝は散り過ぎにけり下枝に残れる花はしましくは散りなまがひそ草枕旅行く君が帰り来るまで(高橋虫麻呂 9-1747)」、「うぐひすの 卵の中に ほ…