万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2024-10-02から1日間の記事一覧

万葉集の世界に飛び込もう(その2676)―書籍掲載歌を中軸に(Ⅱ)―

●歌は、「うち渡す竹田の原に鳴く鶴の間なく時なし我が恋ふらくは(大伴坂上郎女 4-760)」である。 本稿から、「万葉の旅 上 大和」 犬養 孝 著 (平凡社ライブラリー)の「平野南部」である。 順に読み進んでいこう。 【竹田の庄】 「大伴坂上郎女(巻四‐…