万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2025-04-13から1日間の記事一覧

万葉集の世界へ飛び込もう(その2877)―書籍掲載歌を中軸に(Ⅱ)―名児山

●歌は、「大汝少彦名の神こそば名付け染けめ名のみを名児山と負ひて我が恋の千重の一重も慰めなくに(大伴坂上郎女 6-963)」である。 【名児山】 「大伴坂上郎女(巻六‐九六三)(歌は省略) 大伴坂上郎女は大伴旅人(たびと)の異母妹である。旅人が筑紫で…