万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2024-10-08から1日間の記事一覧

万葉集の世界に飛び込もう(その2682)―書籍掲載歌を中軸に(Ⅱ)―

●歌は、「たち変り古き都となりぬれば道の芝草長く生ひにけり(田辺福麻呂 6-1048)」である。 本稿から、「万葉の旅 上 大和」 犬養 孝 著 (平凡社ライブラリー)の「奈良」である。 順に読み進んでいこう。 【平城京】 「田辺福麻呂歌集(巻六‐一〇四八)…