万葉集の歌碑めぐり

万葉歌碑をめぐり、歌の背景等を可能な限り時間的空間的に探索し、万葉集の万葉集たる所以に迫っていきたい!

2024-12-03から1日間の記事一覧

万葉集の世界に飛び込もう(その2738)―書籍掲載歌を中軸に(Ⅱ)―

●歌は、「伊勢の海の沖つ白波花にもが包みて妹が家づとにせむ(安貴王 3-306)」である。 【伊勢の海】 「安貴王(あきのおほきみ)(巻三‐三〇六)(歌は省略)伊勢にはたびたびの行幸があった。・・・持統六年(六九二)大宝二年(七〇二)養老二年(七一…